第3石油類と言えばまず思い浮かぶのが「重油」です。
あと覚えなければならないのが「クレオソート油」「エチレングリコール」「グリセリン」です。その他、重油を除き、他の物質は全て水よりも重いことも覚えておけば試験対策として十分です。
1気圧において引火点が70℃以上200℃未満のものをいう。
第3石油類の指定数量は第2石油類の2倍です。重油は軽油の2倍というように物品名でも覚えておいた方が忘れないと思います。
1種(A重油)、2種(B重油)、3種(C重油)
これらは引火点によって分けられ、1種と2種は60℃以上、3種は70℃以上となっています。これは品質によるもので、1種が比較的軽油に近い良品質であることを示しています。
褐色または暗褐色の粘性のある液体
燃焼温度が高いために、いったん燃焼が始まると消火が困難。
泡、ハロゲン化物、二酸化炭素、粉末
一定量の深さのあるタンク火災などで、表面で蒸発燃焼していると液体危険物の上層が高温となります。ここに、泡、消火剤等を放射すると、水分が急激に蒸発し周囲に飛び散ります。この現象をスロップオーバーと言います。
天ぷら油などに水を入れると起こる現象と同じです。
一定量の深さのあるタンク火災などで、水分が低層にたまっている場合に、表面から上層、そして中層と液温が上昇します。そして低層の液温が高温となった場合、水分が一気に蒸発する現象が起きます。蒸気は水の約1700倍に体積が膨張しますので、一気に危険物が噴き出すなど、それはもうてんやわんやの大騒ぎになります。
黄色または暗緑色の液体で特異臭がある。
水には溶けない。
重油とほぼ同じ
重油とほぼ同じ
重油に準ずる
第3石油類の非水溶性液体であることを覚えておけば問題ありません。
アニリン、ニトロベンゼンはたいして登場しないので、名前だけ憶えておきましょう。
甘みのある粘性の大きい無色透明の液体
毒性があるのに、誰が「甘み」を確認したのでしょうかねWwww
水、エチレンアルコール等には溶けるが、二硫化炭素、ベンゼン等には溶けない。
加熱しない限り引火の危険が少ない。
二酸化炭素、粉末
無色の液体
水、エチレンアルコール等には溶けるが、二硫化炭素、ベンゼン等には溶けない。
加熱しない限り引火の危険が少ない。
二酸化炭素、粉末
重油のことはしっかりと覚えるとして、それ以外の物質は水よりも重いということを覚えておきましょう。