重油の一般的な性状について、次のうち誤っているものはどれか。
重油の基礎的なことを問う問題です。
クレオソート油の性状として、次のうち正しいものはどれか。
クレオソート油の基本的問題もやっておきましょう。少し、難しく感じるかもしれません。
灯油、軽油、重油の性質の説明として、次のうち誤っているものはどれか。
複合的な問題です。
第3石油類の説明として、次のうち誤っているものはどれか。
第3石油類の基本的なこともきちんと整理して覚えておきましょう。
一般的に水よりも重い。
第3石油類の中で、一般的に水よりも軽いのが重油です。
日本工業規格で1種、2種、3種の3種類に分類されている。
A重油、B重油、C重油ですね。きちんと覚えておきましょう。
発火点は100℃以上である。
発火点は火源がなくても発火する温度ですから、第4類危険物の中で100℃未満のものは二硫化炭素くらいしかありません。それ以外は100℃以上です。
1種と2種の引火点は60℃以上、3種は70℃以上である。
これは正しい記述です。
最近はこの手の問題も選択肢も出題があまりありませんが、一応覚えておきましょう。
非水溶性である。
クレオソート油は非水溶性液体で、水に溶けません。
水よりも軽い。
第3石油類の中で水よりも軽いのは一般的に重油のみです。
蒸気比重は1以下である。
第4類の危険物に関しては、すべての蒸気比重は1以上で低所に滞留しやすいです。
発火点は200℃以下である。
クレオソート油の発火点は336.1℃です。
引火点との混同を狙った選択肢です。第3石油類に関する問題ではたまに使用されます。
発火点が200℃以下の物質は、第4類危険物の中では二硫化炭素(90℃)と、アセトアルデヒド(175℃)くらいしかありません。
アルコール、ベンゼンに溶けない。
クレオソート油はアルコール、ベンゼンに溶けます。
蒸気比重は空気より重い。
第4類危険物の蒸気はすべて空気より重いです。
一般的に水よりも軽い。
軽油、灯油はもちろんですが、重油も一般的に水よりも軽いです。
いずれも原料は原油である。
原油を精製して作られます。
いずれも引火点は100℃以上である。
灯油は40度、軽油は45℃以上です。重油の引火点は1種から3種によって違いがありますが60℃から150℃です。
灯油、軽油は第2石油類、重油は第3石油類に分類されている。
これは正しい記述です。
重油は水に溶けない。
これは正しい記述です。
と、いうか、真剣に考えた末にこれを選択したのであれば、最初からやり直すより資格の取得をあきらめたほうがいいです。
クレオソート油は水よりも重い。
一般的に水よりも重いです。
つまり沈みます。まぁ、1.0以上ということになっているので、そういう風に覚えてください。実際には浮いたり沈んだり位の比重です。
1気圧において引火点が70℃以上100℃未満である。
70℃以上200℃未満ですね。
グリセリンは水に溶けるが、二流炭素とベンゼン等には溶けない。
これは正しい記述です。
水溶性液体の指定数量は4000㍑である。
これを忘れてはいけません。