第2石油類は「軽油」「灯油」「酢酸」が含まれ、物質自体の出題も多く選択肢への登場回数もダントツに多いことが分かっています。
これ以外の物質については覚えていなくても問題を解くことに苦労する事はあまりありませんので、名前だけ頭の隅にとどめておくだけにしましょう。
1気圧において引火点が21℃以上70℃未満のものをいう。
灯油や軽油の指定数量は指定数量全体の表を覚えるためにも必ず覚えておきましょう。数値が大変覚えやすいので便利です。
ケロシン
ガソリンが混合されたものは引火しやすくなる。これは灯油やガソリン単体よりも更に引火の危険が高まります。
泡、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物による窒息消火
「引火点が40℃以上」と言うことと、「ガソリンとの混合禁止」が試験問題に絡んできます。燃焼範囲もガソリンと似通っていますし、静電気も発生しやすいです。蒸気比重も重いため、注意点はガソリンと同じです。
ディーゼル油
淡黄色または淡褐色
灯油に準ずる
灯油に準ずる
灯油に準ずる
灯油と軽油はほぼ同じと考えていても問題はありません。幸い、灯油と軽油を判別しなければならない問題は出題されません。
余談ですが、通常の気候の地域なら灯油をディーゼル車に入れても車は走ります。結構黒煙は上がりますし、燃料供給系のチューブは劣化しますし、エンジン内は汚れますが、まぁ大丈夫です。出力はまったく出ませんけどね。
特に内容を覚える必要なし
3種類の異性体がある
アルコールと名はついているが、炭素数が4となるのでアルコール類には分類されていないことに注意。
氷酢酸
耐アルコール泡消火剤が有効
二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物
「約17℃以下になると凝固する」という点は良く選択肢などに登場します。「コンクリートを腐食する」というのも覚えておかなければなりません。
名前だけでも覚えておいてください
名前だけでも覚えておいてください