1気圧(常圧)において発火点が100℃以下のものまたは引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものをいう。
無色の液体
引火点:-45℃
水には僅かに溶け、アルコールに良く溶ける。揮発しやすく、刺激臭がある。
耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素、ハロゲン化物
引火点が-45℃と、第4類中最も低い物質で、日光、空気接触で危険な過酸化物を生じる。耐アルコール泡が有効。
無色の液体
比重:1.3(水より重い)
水には溶けないが、エチルアルコール、ジエチルエーテルには溶ける。
揮発性で蒸気は有毒。
水噴霧、粉末、泡、二酸化炭素、ハロゲン化物
特例:水より重いため、表面に水を張って水封する事により窒息消火が可能。
比重が1.3で水よりも重い。燃焼時には有毒なガスを発生。水没させたタンクに貯蔵。
無色透明
水に良く溶け、アルコール、ジエチルエーテルにも溶ける。
酸化すると酢酸となる。
水噴霧、耐アルコール泡、粉末、二酸化炭素、ハロゲン化物。
酸化プロピレンについては、特に覚えなくても大丈夫です。
「もし出題されたらどうするかって?」
そんなときはあきらめが肝心です。
無色の液体
水に良く溶け、アルコール、ジエチルエーテルにも溶ける。
貯蔵する場合は不活性ガスを封入する。
アセトアルデヒドに同じ
※ 特殊引火物に関しては、「共通性状」「ジエチルエーテル」「二硫化炭素」をしっかりと記憶しておけば、回答に困ることはまずありません。