この科目の1問目は主に消防法上の危険物の分類とその性状についての出題がされます。
法令や物理・化学科目と重複する内容も出題されますので、それらの基礎知識がしっかりとしていなければなりません。とはいえ、このページではそれらも合わせた知識を掲載しておきますので、問題に対応出来るようにしっかりと覚えておきましょう。
酸化性固体
物質自体は燃焼しない。
他の物質を強く酸化させる性質を有する固体であり、酸素供給源として他の物質の燃焼を促進させます。
全て化合物である。
可燃性(固体)
火炎によって着火しやすい固体、または比較的低温で引火しやすい固体。
単体、化合物、混合物の物質が含まれる。
自然発火性物質、及び禁水性物質
(固体、液体)
空気と接触することにより自然に発火、または水と接触することにより発火し若しくは可燃性ガスを発生する物質。
単体、化合物、混合物の物質が含まれる。
引火性(液体)
液体で引火性を有する物質。
単体、化合物、混合物の物質が含まれる。
自己反応性物質(固体、液体)
加熱分解によって比較的低い温度で多量の熱を発生し、または爆発的に反応が進行する物質。
化合物、混合物の物質が含まれる。
酸化性(液体)
物質自体は燃焼しない。
他の物質を強く酸化させる性質を有する液体であり、酸素供給源として他の物質の燃焼を促進させます。
全て化合物である。