物質に起こる変化というのは物理的変化か化学変化のどちらかです。霊的変化などと言うスットコドッコイはお呼びじゃないので、黙っていてください。
さて、化学変化というのは物質の性質が変化し、全く別の物質へと変化することを指します。形はさほど変化しませんが、元の物質にはなかなか戻りません。
先ずは物理変化と化学変化の違いから学習して行きましょう。
これらは覚えておいてください。
これらは全て覚えておいてください。
物質は「純物質」「混合物」に分類出来ます。
純物質は更に「単体」「化合物」に分かれます。
「単体」は水素や酸素など、元素周期表に載っている物質がH2やO2といった単体で存在している物です。
「化合物」は単体が組み合わさってできており、H2OやNH3、C2H5OHなどと言うように複数の元素が混ざっています。水、エタノール、二酸化炭素、アンモニア、食塩(塩化ナトリウム)などが代表的な物質です。
混合物は、化合物が複数混じり合っている物です。ガソリン、灯油、軽油、重油、海水、空気などが代表的な物です。
あまりにも多くの物質が含まれているので、化学式は書けません。書けないと言うより、たくさんの化合物全てを書くことはあまり意味の無いことなので、書かないだけです。
ダイヤモンドと黒鉛、酸素とオゾンなどのように、同じ元素からできているのに分子構造が違うために違う性質を持つ物があります。これらを互いに同素体と言います。
たまに選択肢に登場するので覚えておきましょう。黄リンと赤リンも同素体です。
この他に化学の分野では化学反応式、熱化学反応式などが出題される可能性がありますが、当サイトでは詳しくは記載しません。
ここで、あまり面倒な学習に時間を割いても非効率的だからです。
余裕があれば、本家猫危のサイトで学習するか、他の参考書等で学習しましょう。
乙4の資格を仕事のために取得しようとしている方にとっては、実務でも不必要な知識ですし試験の合否には少ししか影響しません。失点するとしても1問程度です。
それならば、他の部分の学習に力を入れましょう。