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練習問題

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消火に関して-第1石油類

問題1

ガソリンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 比重は1より小さい。
  2. オレンジ色に着色されている。
  3. 引火点が-40℃以下である。
  4. 水には少し溶ける。
  5. 燃焼範囲は1.4~7.6%

まずは簡単な問題です。


問題2

ガソリンの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 蒸気比重は3~4である。
  2. 燃焼範囲は1.4~7.6%
  3. 電気を通しやすいため、ホースなどで注入の際には静電気の帯電に注意する。
  4. 燃焼範囲の下限界が低いため、空容器に小量残ったガソリンでも危険である。
  5. 非水溶性のため、河川や下水に流すと火災の危険がある。

選択肢をよく読んでください。


問題3

ガソリンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 工業用ガソリンは無色の液体であるが、自動車用ガソリンは軽油や灯油との区別のためにオレンジ色に着色されている。
  2. ガソリンは各種炭化水素の混合物である。
  3. 発火点は100℃以下で第4類危険物の中では最も低い部類である。
  4. 窒息消火法が有効である。
  5. 燃焼範囲は1.4~7.6%

 

少しだけ選択肢に迷う問題です。


問題4

ベンゼン、トルエンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 芳香族炭化水素である。
  2. いずれも引火点が常温(20℃)以下である。
  3. 蒸気は有毒である。
  4. 無色の液体で、水よりも軽い。
  5. ベンゼンは水に溶けないが、トルエンは水に溶ける。

ベンゼンとトルエンについて整理して暗記出来ているでしょうか?


問題5

アセトンの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 無色の液体である。
  2. 水に不溶で、水よりも軽い。
  3. 特有の臭気がある。
  4. 引火点が常温(20℃)より低い。
  5. 消火には水溶性液体泡消火剤が有効である。

 

アセトンもちゃんと覚えておいてくださいね。

 


1の解説

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不正解

×

比重は1より小さい。

当然水に浮きますよね。

2の解説

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不正解

×

オレンジ色に着色されている。

軽油や灯油との識別のために自動車用ガソリンはオレンジ色に着色されています。

工業用ガソリン(ベンジン等含む)は無色です。ホワイトガソリンと言われるランタンなどに用いるガソリンは薄青色に着色されています。

第3類:自然発火性物質及び禁水性物質

3の解説

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不正解

×

引火点が-40℃以下である。

引火点はジエチルエーテルに匹敵するほど低温です。だから危険なのです。

4の解説

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正解

○

水には少し溶ける。

ちっとも溶けませんね。かき混ぜてもエマジョルン化すらしません。

5の解説

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不正解

×

燃焼範囲は1.4~7.6%

これは正しい記述です。
試験では燃焼範囲の登場回数ナンバー1ですから、これだけでも覚えておくようにしましょう。

1の解説

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不正解

×

蒸気比重は3~4である。

灯油、軽油等と並んで、蒸気比重が重い部類です。すぐに床付近に滞留するため危険です。

2の解説

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不正解

×

燃焼範囲は1.4~7.6%

これは正しい記述です。

3の解説

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正解

○

電気を通しやすいため、ホースなどで注入の際には静電気の帯電に注意する。

お見事です。
電気の不導体ですから、静電気の帯電には注意が必要なのですよね。

4の解説

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不正解

×

燃焼範囲の下限界が低いため、空容器に小量残ったガソリンでも危険である。

空容器に小量残っているだけで、十分な燃焼範囲に達して、小さい着火エネルギーで爆発を起こしやすいです。

5の解説

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不正解

×

非水溶性のため、河川や下水に流すと火災の危険がある。

浮いたまま流れている最中に、どんどん揮発して可燃性蒸気を発生します。どこかに火源があれば、爆発の危険が大変高いです。

1の解説

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不正解

×

工業用ガソリンは無色の液体であるが、自動車用ガソリンは軽油や灯油との区別のためにオレンジ色に着色されている。

これは正しい記述です。

2の解説

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不正解

×

ガソリンは各種炭化水素の混合物である。

これは正しい記述です。

3の解説

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正解

○

発火点は100℃以下で第4類危険物の中では最も低い部類である。

引火点と間違えてはいけませんよね。

4の解説

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不正解

×

窒息消火法が有効である。

二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物消火剤による消火は窒息消火法です。

5の解説

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不正解

×

燃焼範囲は1.4~7.6%

もうそろそろ、覚えていただきたいものです。

1の解説

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不正解

×

芳香族炭化水素である。

当サイトでは説明されていませんが、そういう区別がされている物質です。本家サイトには説明されています。ただし、明らかな正解と考えられる選択肢があるので、この選択肢を選んでしまうというのは、ちょっと軽率すぎます。

2の解説

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jQuery Mobile とは?

×

いずれも引火点が常温(20℃)以下である。

第1石油類の定義が1気圧において引火点が21℃以下なのですが、唯一「ピリジン」という物質が引火点20℃でぎりぎりです。「ピリジン」は苦労して覚える必要はありません。これがポイントとなる問題は出題されません。

私ですら「純粋なピリジン」にはお目にかかったことがありません。

3の解説

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不正解

×

蒸気は有毒である。

大抵の蒸気は有毒だと考えていて問題有りません。誤っているものを選択する問題で、この「蒸気の有毒の有無」が問題となったことはありません。

4の解説

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不正解

×

無色の液体で、水よりも軽い。

ここで、水よりも重い物質の整理をしておきましょう。

特殊引火物

二硫化炭素(1.3)

第1石油類

なし

アルコール類

なし

第2石油類

クロロベンゼン(1.1)

酢酸(1.05)

プロピオン酸(1.0ほぼ浮きます)

アクリル酸(1.06)

第3石油類

クレオソート油(1.0以上)

アニリン(1.01)

ニトロベンゼン(1.2)

エチレングリコール(1.1)

グリセリン(1.3)

※ 第3石油類は重油を除き、水よりも重いです。

第4石油類・動植物油類

ほとんどの物質が水よりも軽いです。

 

5の解説

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正解

○

ベンゼンは水に溶けないが、トルエンは水に溶ける。

ベンゼンもトルエンもガソリンと同じ非水溶性の物質ですね。

第1石油類で水に溶ける代表的な物質はアセトンです。(ピリジンは余裕があれば覚えてください。吐き気がするような悪臭のある液体です)

除光液に含有されていたのがアセトンです。最近は爪が荒れるためノンアセトンタイプのものが主流です。

1の解説

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不正解

×

無色の液体である。

第1石油類はガソリン以外は無色だと覚えてください。

2の解説

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正解

○

水に不溶で、水よりも軽い。

アセトンは水溶性の物質なので、これが間違っています。

第1石油類の非水溶性液体と水溶性液体では指定数量が違うため、これを覚えていないと他の問題も間違う可能性があるので、しっかりと覚えておきましょう。

3の解説

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不正解

×

特有の臭気がある。

無臭の液体を探す方が難しいです。第4類の危険物はほとんどが特有の臭いを持っています。

4の解説

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不正解

×

引火点が常温(20℃)より低い。

ピリジンの引火点が20℃と高めですが、それ以外はずっと低温です。

5の解説

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不正解

×

消火には水溶性液体泡消火剤が有効である。

これは正しい記述です。
水溶性液体ですからね。