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練習問題

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物理・化学-静電気

問題1

静電気に関する説明として、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 電気の不導体は帯電しやすい。
  2. 異なる材質の不導体を摩擦すると、一方には+一方には-の電荷が帯電する。
  3. 帯電防止の一つとして接地があげられる。
  4. 静電気は固体、液体で発生し、気体では発生しない。
  5. 静電気は湿度が高いと発生しづらい。

先ずは簡単な問題からやってみましょう。


問題2

静電気に関する説明として、次のうち正しいものはどれか。

  1. 静電気による火災防止には、物質の絶縁性を高くすると良い。
  2. 電気の不良導体は帯電しづらい。
  3. 静電気は非水溶性の引火性液体では発生しづらい。
  4. 人体への静電気帯電を防ぐには絶縁服、絶縁靴を着用する。
  5. 静電気の帯電を抑制するために、水蒸気を噴出させて湿度を上げることは有効である。

それほど難しくない問題です。


問題3

静電気に関する説明A~Dのうち、正しい組み合わせのものはどれか。

A:電気の不良導体は静電気を蓄積しやすい。

B:湿度が高いときは静電気は蓄積しづらい。

C:接地は静電気除去の方法として有効である。

D:流体を配管で移送する際に発生する静電気の帯電量は、流速に反比例する。

E:帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど大きい。

  1. A、B、C
  2. B、C、D
  3. C、D、E
  4. A、D、E
  5. A、C、E

見慣れない表現などにも慣れておきましょう。


問題4

静電気の火災を予防する方法として、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 水蒸気を放出し、室内の湿度を高める。
  2. 人体への帯電を防ぐために、絶縁性の高い靴を使用する。
  3. 除電器を使用し除電する。
  4. 流体が流動する際は流速を制限し、静電気の発生を抑制する。
  5. 接地等を行い帯電しないよう対策を施す。

正解以外は、全て正しいと言うことなので、選択肢を覚えておいてください。


1の解説

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不正解

×

電気の不導体は帯電しやすい。

これは正しい記述です。

2の解説

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不正解

×

異なる材質の不導体を摩擦すると、一方には+一方には-の電荷が帯電する。

3の解説

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不正解

×

帯電防止の一つとして接地があげられる。

これは正しい記述です。

4の解説

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正解

○

静電気は固体、液体で発生し、気体では発生しない。

全ての物質で発生するのでしたね。

5の解説

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不正解

×

静電気は湿度が高いと発生しづらい。

これは正しい記述です。

1の解説

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不正解

×

静電気による火災防止には、物質の絶縁性を高くすると良い。

なおさら帯電して危険です。

2の解説

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不正解

×

電気の不良導体は帯電しづらい。

電気が流れていかないから帯電します!

3の解説

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不正解

×

静電気は非水溶性の引火性液体では発生しづらい。

思いっきり発生します。非水溶性の液体は絶縁性が高いためです。

4の解説

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不正解

×

人体への静電気帯電を防ぐには絶縁服、絶縁靴を着用する。

電気が流れなければ良いように思えるでしょうが、まったくの間違いです。

電気が流れないから帯電するのです。

5の解説

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正解

×

静電気の帯電を抑制するために、水蒸気を噴出させて湿度を上げることは有効である。

静電気は物体表面の水分を伝ってゆくので、帯電を抑制することができます。

ただし、流れる電気量よりも静電気が蓄積する量の方が多い場合は、帯電してゆくので注意してください。

1の解説

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正解

○

A:電気の不良導体は静電気を蓄積しやすい。

B:湿度が高いときは静電気は蓄積しづらい。

C:接地は静電気除去の方法として有効である。

お見事正解です。

2の解説

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不正解

×

B:湿度が高いときは静電気は蓄積しづらい。

C:接地は静電気除去の方法として有効である。

D:流体を配管で移送する際に発生する静電気の帯電量は、流速に反比例する。

Dが間違っています。
静電気の帯電量は、流速に比例します。比例と反比例という言葉、日常生活で使用しないかもしれませんが、中学校で学んだはずですよ!

3の解説

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不正解

×

C:接地は静電気除去の方法として有効である。

D:流体を配管で移送する際に発生する静電気の耐電量は、流速に反比例する。

E:帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど大きい。

DとEが間違っています。

静電気の帯電量は、流速に比例します。比例と反比例という言葉、日常生活で使用しないかもしれませんが、中学校で学んだはずですよ!

帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど小さくなります。抵抗が少ないと言うことは電気が流れやすいため、帯電はしづらいのです。逆に、絶縁抵抗が高い不導体などは、帯電量が大きくなります。

4の解説

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不正解

×

A:電気の不良導体は静電気を蓄積しやすい。

D:流体を配管で移送する際に発生する静電気の耐電量は、流速に反比例する。

E:帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど大きい。

DとEが間違っています。

静電気の帯電量は、流速に比例します。比例と反比例という言葉、日常生活で使用しないかもしれませんが、中学校で学んだはずですよ!

帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど小さくなります。抵抗が少ないと言うことは電気が流れやすいため、帯電はしづらいのです。逆に、絶縁抵抗が高い不導体などは、帯電量が大きくなります。

5の解説

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不正解

×

A:電気の不良導体は静電気を蓄積しやすい。

C:接地は静電気除去の方法として有効である。

E:帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど大きい。

おしい!って、間違いなんですけどね。
Eが間違っています。

帯電量は絶縁抵抗の小さい物ほど小さくなります。抵抗が少ないと言うことは電気が流れやすいため、帯電はしづらいのです。逆に、絶縁抵抗が高い不導体などは、帯電量が大きくなります。

1の解説

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不正解

×

水蒸気を放出し、室内の湿度を高める。

有効な抑制となります。

2の解説

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正解

○

人体への帯電を防ぐために、絶縁性の高い靴を使用する。

絶縁性の高い靴を履くと、そこで電気が流れなくなるにもかかわらず、服がすれたり帯電している物質に触れるなどして、どんどんと帯電します。
もしも、あなたが静電気に悩んでいるなら、できるだけゴム底の靴を履かないようにしましょう。電気が流れなくなっているのですよ。

3の解説

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不正解

×

除電器を使用し除電する。

そういう装置があります。ちなみに、以下のような商品です。

4の解説

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不正解

×

流体が流動する際は流速を制限し、静電気の発生を抑制する。

これは正しい記述です。

5の解説

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不正解

×

接地等を行い帯電しないよう対策を施す。

接地は非常に有効な対策です。感電を防ぐためにも接地されていますよね。同時に、静電気も流れていっているのですよ。