1の解説
正解
泡消火剤は窒息効果により消火するため、全ての火災に有効である。
電気火災には対応していませんし、水溶性と非水溶性で使用する泡消火剤が違いますね。
消火についての説明で、次のうち誤っているものはどれか。
先ずは、消火に関する基礎知識を問う問題です。
消火に関する説明として、次のうち正しいものはどれか。
消火の知識と消火剤の混合された選択肢を持つ問題です。
油火災と、電気火災に対応している消火剤の組み合わせとして、次のうち正しいものはどれか。
物理･化学の中盤で出題されなければ、｢危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法｣の科目で出題があるので、手は抜かないでください。
一般に、空気中の酸素が一定濃度以下となれば消火が可能である。
物質事にその濃度が違います。
一見正しい記述に思えますが、明らかな間違い選択肢があるので、そちらをチョイスしましょう。
試験問題では、たまにこのような迷う選択肢が登場しますが、意図的な場合が多いですから注意が必要です。
除去消火法は可燃物を取り去る消火法である。
これは正しい記述です。
ハロゲン化物消火剤は、負触媒効果により燃焼抑制効果がある。
負触媒効果という言葉は、この練習問題の上位ページには掲載していませんが、他の参考書や本家猫危で学習している方は既知のものだと思います。
不触媒効果の詳細については、かなり専門的知識が必要となりますので、言葉だけ覚えるようにしましょう。
消火を行うには燃焼の3要素のうち、どれか一つを取り去れば良い。
これは正しい記述です。
爆風により可燃性蒸気を吹き飛ばす消火方法は希釈消火法の一種である。
除去消火法の一種です。
燃焼の3要素である可燃物、酸素供給源、点火源の一つを取り去っても消火出来ない。
どれか一つが取り除かれると消火が可能です。
まず、可燃物が無くなればそれ以上燃えることはできません。
酸素が無くなれば燃焼はできません。燃焼とは、急激で熱と光を伴う｢酸化｣だからです。
点火源(熱源)は着火だけではなく、燃焼している可燃物の熱のことも指します。したがって、これを冷やすことにより可燃性ガスの発生を抑えれば、消火出来ます。
窒息消火法で酸素濃度を下げる場合、可燃性物質ごとに燃焼が停止する酸素濃度に違いがある。
お見事です。
これは｢燃焼範囲｣を理解していれば当たり前の事ですね。
霧状の強化剤は電気火災を除き一般火災と油火災に対応している。
全ての火災に有効とされています。
粉末消火剤は一般火災と油火災に対応しているが、電気火災には対応していない。
全ての火災に有効とされています。
棒状の水、粉末、泡
棒状の水は油火災と電気火災に対応していません。泡消火剤は水溶性と非水溶性の可燃物で使用する薬剤が違いますし、電気火災には有効ではありません。
粉末、泡、ハロゲン化物
泡消火剤は水溶性と非水溶性の可燃物で使用する薬剤が違いますし、電気火災には有効ではありません。
霧状の強化液、粉末、ハロゲン化物
お見事です。
霧状の水、泡、粉末
対応しているのは粉末だけです。
耐アルコール泡、粉末、ハロゲン化物
耐アルコール泡消火剤は水溶性の可燃性液体に有効な消火剤であり、電気火災には対応していません。
本連載で紹介する「jQuery Mobile」もそういった流れを組むスマートフォンフレームワークです。
jQuery ( http://jquery.com/ ) のの段階ではアルファバージョンが公開されており、5月中にもベータ、正式版がリリースされる予定です。
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jQuery ( http://jquery.com/ ) の開発者でMozillaのJavaScriptエバンジェリストである