法令上、危険物取扱者についての記述として、次のうち誤っているものはどれか。
若干前述ページの内容を含んだ問題です。
法令上、危険物取扱者ついて、次のうち正しいものはどれか。
それほど難しくはない問題です。
選択肢をよく読みましょう。
製造所等における保安管理について、次のうち正しいものはどれか。
これは簡単な問題ですね。
法令上、危険物の種類、取り扱う指定数量の倍数にかかわらず、危険物保安監督者を定めねばならない製造所等は、次のうちどれか。
このページに記載している問題で、一番難しい問題かもしれません。
法令上、製造所等における危険物保安監督者の業務として定められていないものは、次のうちどれか。
これは比較的簡単な問題ですね。
乙種危険物取扱者は、取得した類以外の危険物を取り扱う場合であっても、危険物施設保安員になることができる。
誰であっても、危険物施設保安員になることができます。
甲種危険物取扱者と乙種危険物取扱者(取得した類)は、資格がない者が危険物を取り扱う際の立会人となることができる。
これは正しい記述です。
危険物保安監督者には、取扱危険物の実務経験が6ヶ月以上を有する、甲種若しくは取扱危険物の類を取得した乙種危険物取扱者しかなることができない。
これは正しい記述です。
丙種危険物取扱者は、危険物保安統括管理者にはなれない。
危険物保安統括管理者は誰でもなることができます。
危険物取扱者は、製造所等の危険物保安統括管理者を選任しなければならない。
選任するのは保有者、管理者又は占有者です。
甲種危険物取扱者のみ、危険物保安監督者になることができる。
取り扱う危険物の類を取得した乙種危険物取扱者もなることができます。
危険物取扱者の資格を有していない者でも危険物保安統括管理者になることができる。
資格を有していないとなれないのは、「危険物保安監督者」だけです。
丙種危険物取扱者は、危険物施設保安員になることができない。
誰でもなることができます。
危険物施設保安員を置いている製造所等は、危険物取扱者を置かなくても良い。
製造所等においての危険物の取扱には、危険物取扱者が居なければなりません。逆に、「危険物保安統括管理者」「危険物保安監督者」「危険物施設保安員」は条件次第で必要ありません。
危険物取扱者の資格を保持していない危険物施設保安員は、保安講習を受講しなくてよい。
危険物保安監督者に選任された者は、選任後3年以内に都道府県知事が行う保安講習を受講しなければならない。
保安講習は危険物取扱者の免状を持っている者が受講する者です。
製造所等において、6ヶ月以上の危険物取扱の実務経験があれば、危険物保安監督者になることができる。
甲種又は乙種危険物取扱者の資格が必要です。
所有者から選任された場合は、甲種・乙種危険物取扱者は、危険物保安監督者になることができる。
取り扱う危険物の実務経験が6ヶ月以上ないと、たとえ有資格者であってもなることはできません。
危険物施設保安員を選任した場合は、遅滞なく市町村長等へ届出を行う必要がある。
危険物施設保安員は、届出の必要はありません。
屋内貯蔵所
製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所が必ず必要な施設です。
屋外貯蔵所
製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所が必ず必要な施設です。
屋内タンク貯蔵所
製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所が必ず必要な施設です。
屋外タンク貯蔵所
お見事です。
移動タンク貯蔵所
製造所、屋外タンク貯蔵所、給油取扱所、移送取扱所が必ず必要な施設です。
貯蔵又は取扱に関する技術上の基準に適合するような指示を作業者に与える。
これは正しい記述です。
火災等災害発生時に作業者を指揮して応急措置を講ずること。
施設の定期点検及び臨時点検の実施、記録及び保存。
これは正しい記述です。
火災等の災害防止のため隣接製造所等その他関連する施設の関係者と連絡をする。
これは正しい記述です。
製造所等の位置、構造及び設備の技術上の基準に関しての変更などの手続きを行う。
これは所有者、管理者又は占有者の業務です。