製造所等において、必ず定期点検を行わなくてはならない施設の組み合わせはどれか。
A.地下タンクを有する給油取扱所
B.指定数量の倍数が10以上の製造所
C.屋内タンク貯蔵所
D.屋外タンク貯蔵所
E.移動タンク貯蔵所
先ずは小手試しの問題からです。
法令で定められた製造所等における定期点検について、次のうち誤っているものはどれか。
これも簡単な問題。
定期点検について誤っている説明は、次のうちどれか。
ちょっと、難しいかな?
法令で定められた製造所等におけるタンクの漏れ点検について、誤っているものは次のうちどれか。
それじゃ、この問題もやってみよう。
B.指定数量の倍数が10以上の製造所
C.屋内タンク貯蔵所
D.屋外タンク貯蔵所
屋内タンク貯蔵所と屋外タンク貯蔵所は条件付です。
C.屋内タンク貯蔵所
D.屋外タンク貯蔵所
E.移動タンク貯蔵所
屋内タンク貯蔵所と屋外タンク貯蔵所は条件付です。
A.地下タンクを有する給油取扱所
D.屋外タンク貯蔵所
E.移動タンク貯蔵所
屋外タンクは条件付です。
A.地下タンクを有する給油取扱所
B.指定数量の倍数が10以上の製造所
E.移動タンク貯蔵所
簡単でしたね。
定期点検は1年に1回以上行わなくてはならない。
これは正しい記述です。
定期点検は危険物取扱者以外でも条件付で実施することができる。
条件とは「危険物取扱者の立ち会い」です。
全ての製造所等で定期点検を行わなくてはならない。
ちなみに、定期点検を実施しなくても良い製造所等はすぐに頭に浮かびますか?
浮かばない場合は、念のため前のページに戻って覚えておきましょう。
点検記録には、製造所等の名称、点検方法と結果、点検年月日、点検者の氏名を記載しなければならない。
この4つの記載事項は確実に暗記してください。
定期点検記録の保管は点検対象施設に共通で例外を除き3年である。
これは正しい記述です。
位置・構造・設備が技術上の基準に適合されているか点検を行う。
これは正しい記述です。
危険物施設保安員は、定期点検を行うことができる。
確かに資格が無くても成れますが、資格が無くても定期点検を条件付で実施することができます。その条件とは「危険物取扱者の立ち会い」です。忘れないようにしましょう。
危険物取扱者は、定期点検を行うことができる。
問題なく実施出来ます。
危険物保安統括管理者は、定期点検を行うことができない。
資格が無くてもその任につくことができますが、資格がないものでも条件付で定期点検を行うことができます。
その条件とは「危険物取扱者の立ち会い」です。
丙種危険物取扱者は、定期点検を行うことができる。
定期点検を実施することはできます。
ただし、丙種危険物取扱者は「立会人」となることはできませんので、注意してください。
地下貯蔵タンクの漏れ点検は、例外を除き1年に1回以上行わなくてはならない。
これは正しい記述です。
移動タンク貯蔵所の漏れ点検は、5年に1回以上行い、点検記録は10年間保存しなければならない。
これは正しい記述です。
タンクの中では一番点検時期と記録の保管期間が長いものになります。
二重殻タンク強化プラスチック製の外殻の漏れ点検は、3年に1回以上行わなくてはならない。
これは正しい記述です。
点検記録には、製造所等の名称、点検方法及び結果、点検年月日、危険物保安監督者の氏名を記載しなければならない。
よく読んだら簡単な問題だったと思います。
極希にですが、この部分がこのように変えられた選択肢が使われることがあります。
点検は、点検方法に関する知識及び技能を有する者が行わなくてはならない。
これは正しい記述です。