練習問題

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法令-各種届出手続き

問題1

製造所等の位置、構造、設備を変更せずに、取り扱う危険物の品名、数量又は指定数量の倍数を変更する場合の手続きとして、次のうち正しいものはどれか。

変更しようとする日の10日前までに所轄の消防長又は消防署長に届出をしなければならない。
変更しようとする日の10日前までに市町村長等へ届出をしなければならない。
変更しようとする日の10日前までに市町村長等から許可を受けなければならない。
変更した際に遅延なく所轄の消防長又は消防署長へ届け出なければならない。
変更した際に遅延なく市町村長等へ届け出なければならない。

このあたりが一番狙われやすいところです。
それほど難しい問題ではないですよね？
がんばって、選択しましょう。

問題2

法令上、製造所等について、市町村長等の認可を受けなければならないのは、次のうちどれか。

施設の一部で変更の工事を行い、それ以外の部分を使用するとき。
危険物の仮貯蔵･仮取扱をするとき。
危険物保安監督者を選任したとき。
危険物保安統括管理者を選任したとき。
譲渡又は引き渡し後に施設を使用するとき。

この問題は、若干変更してありますが実際に出題された問題です。問題文に引っかけが隠されており、選択を難しくしています。

1の解説

不正解

変更しようとする日の10日前までに所轄の消防長又は消防署長に届出をしなければならない。

｢消防長または消防署長｣は｢仮貯蔵･仮取扱｣の場合です。

2の解説

正解

変更しようとする日の10日前までに市町村長等へ届出をしなければならない。

お見事です。

3の解説

不正解

変更しようとする日の10日前までに市町村長等から許可を受けなければならない。

惜しいですが、不正解です。
これは許可を受けなくても、10日前までに届出をすれば良いという法令です。
(消防法第11条の4第1項)

4の解説

不正解

変更した際に遅延なく所轄の消防長又は消防署長へ届け出なければならない。

｢市町村長等｣でなくてはなりませんし、変更後ではいけません。

5の解説

不正解

変更した際に遅延なく市町村長等へ届け出なければならない。

変更後ではいけません。

1の解説

正解

施設の一部で変更の工事を行い、それ以外の部分を使用するとき。

正解です。このように、申請や届出はひとくくりにして問題が作られることが多いので、注意をしましょう。

2の解説

不正解

危険物の仮貯蔵･仮取扱をするとき。

これは｢消防長または消防署長｣から許可が出ないといけません。

3の解説

不正解

危険物保安監督者を選任したとき。

許可は必要ではなく、届出だけです。

4の解説

不正解

危険物保安統括管理者を選任したとき。

許可は必要ではなく、届出だけです。

5の解説

不正解

譲渡、又は引き渡し後に施設を使用するとき。

譲渡又は引渡の届出さえしていれば、施設の使用に問題はありません。

1の解説