練習問題

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法令-販売取扱所

問題1

法令上、第1種販売取扱所の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち誤っているものはどれか。

建築物の1階に設置しなければならない。
販売取扱所の用に供する部分には、はりを不燃材料で造ると共に、天井を設ける場合にあっては、これを不燃材料で造らなければならない。
販売取扱所の用に供する部分とその他の部分の隔壁は、不燃材料で造らなければならない。
販売の用に供する部分の窓には網入ガラスを使用しなければならない。
建築物の店舗部分の壁は準耐火構造で造らなくてはならない。

問題2

第1種販売取扱所の位置、構造及び設備の技術上の基準について、次のうち正しいものはどれか。

保安距離は製造所の基準を準用している。
第1種販売取扱所は指定数量の倍数が15を超え40以下。
店舗の窓及び出入り口には防火設備を設ける。
建築物の店舗部分の壁は耐火構造。
店舗部分に上階を有してはならない。

1の解説

不正解

建築物の1階に設置しなければならない。

これは正しい記述です。
カー用品店でも、2階でオイルなんかを陳列していないはずです。必ず店舗の1階で取り扱います。

2の解説

不正解

販売取扱所の用に供する部分には、はりを不燃材料で造ると共に、天井を設ける場合にあっては、これを不燃材料で造らなければならない。

これは正しい記述です。

販売取扱所の構造でのポイントは、｢壁｣｢はりと天井｣｢上階の床｣です。これらを整理して覚えると間違いが減ります。

3の解説

正解

販売取扱所の用に供する部分とその他の部分の隔壁は、不燃材料で造らなければならない。

これは｢不燃材料｣ではなく｢耐火構造｣ですね。

4の解説

不正解

販売の用に供する部分の窓には網入ガラスを使用しなければならない。

これは正しい記述です。
すでにお気づきかと思いますが、これは製造所等共通です。

5の解説

不正解

建築物の店舗部分の壁は準耐火構造で造らなくてはならない。

これは正しい記述です。

壁は｢準耐火構造｣で店舗部分とその他の部分の隔壁は｢耐火構造｣です。

1の解説

不正解

保安距離は製造所の基準を準用している。

保安距離も保有空地も規制はありません。

2の解説

不正解

第1種販売取扱所は指定数量の倍数が15を超え40以下。

これは第2種販売取扱所の区分定義です。

正解

店舗の窓及び出入り口には防火設備を設ける。

これは正しい記述です。防火設備とは具体的には防火扉やドレンチャーといった設備のことです。ちなみに、ドレンチャーとは水の膜を張るスプリンクラーの様なものです。

3の解説

正解

お見事です。
このような問題で選択肢に混ぜられるのは「水素」「プロパン」の二つが大半です。類似問題でも同様ですので、覚えておきましょう。

4の解説

不正解

建築物の店舗部分の壁は耐火構造。

壁は｢準耐火構造｣です。上階がある場合は上階の床を｢耐火構造｣とします。又、店舗とその他の部分の隔壁は｢耐火構造｣です。

5の解説

不正解

店舗部分に上階を有してはならない。

大丈夫です。2階があっても良いのです。

1の解説