練習問題

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法令-簡易タンク貯蔵所

問題1

法令上、簡易タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術基準として、次のうち誤っているものはどれか。

簡易貯蔵タンクには通気管を設ける必要がある。
簡易貯蔵タンクは、70kPaの圧力で10分間行う水圧試験に合格したものでなくてはならない。
簡易貯蔵タンクをタンク専用室に設ける場合は、壁から0.5m以上の間隔を取らなければならない。
一つの簡易タンク貯蔵所には簡易貯蔵タンクを4基まで設置することができるが、同一品質の危険物は2基までしか設置出来ない。
簡易貯蔵タンク1基の容量は600㍑以下でなくてはならない。

簡単ですね。さぁ、選択しましょう。

問題2

法令上、簡易タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準として、次のうち正しいものはどれか。

保安距離は製造所の基準を準用しています。
屋外に設ける場合には0.5m以上の空地を確保しなければなりません。
簡易貯蔵タンク一基の容量は600㍑以下でなくてはなりません。
簡易貯蔵タンクには自動で危険物量を計測し表示出来る設備を設けなくてはなりません。
簡易貯蔵タンクには給油又は注油の装置を設けることはできません。

必ず出題される項目はみんなが勉強しており、それを覚えるのは当たり前ですが、こういった覚えやすいのに軽視されがちなポイントも押さえておくと、良いことがあるかもしれません。ちゃんと覚えておきましょう。

1の解説

不正解

簡易貯蔵タンクには通気管を設ける必要がある。

これは正しい記述です。基本的にタンクには安全装置若しくは通気管などにより内圧が高まらないようにする装置が必要です。

2の解説

不正解

簡易貯蔵タンクは、70kPaの圧力で10分間行う水圧試験に合格したものでなくてはならない。

他の製造所等でもタンクについての構造で同じような記述がありますよね。

3の解説

不正解

簡易貯蔵タンクをタンク専用室に設ける場合は、壁から0.5m以上の間隔を取らなければならない。

屋内タンク貯蔵所と同じです。

4の解説

正解

一つの簡易タンク貯蔵所には簡易貯蔵タンクを4基まで設置することができるが、同一品質の危険物は2基までしか設置出来ない。

タンクは3基までしか設置出来ません。又、同一品質のものは2基以上(つまり1基だけと言うこと)設置出来ません。

ちなみに、同一品質というのは、A重油とB重油などの組み合わせならOKと言うことです。軽油と灯油もOKです。レgyラーガソリンとハイオクガソリンは同一品質とみなされNGですよ。

5の解説

不正解

簡易貯蔵タンク1基の容量は600㍑以下でなくてはならない。

これは正しい記述です。
個の部分も極々希に出題されることがあります。

1の解説

不正解

保安距離は製造所の基準を準用しています。

保安距離の規制はありません。

2の解説

不正解

屋外に設ける場合には0.5m以上の空地を確保しなければなりません。

保有空地は1m以上です。

3の解説

正解

簡易貯蔵タンク一基の容量は600㍑以下でなくてはなりません。

正しい記述ですね、正解です。

4の解説

不正解

簡易貯蔵タンクには自動で危険物量を計測し表示出来る設備を設けなくてはなりません。

それは屋外タンク、屋内タンク、地下タンク貯蔵所のタンク構造基準です。

5の解説

不正解

簡易貯蔵タンクには給油又は注油の装置を設けることはできません。

給油又は注油ができないと意味が無いので、これは間違っています。

1の解説