法令上、移動タンク貯蔵所において危険物を移送、貯蔵及び取り扱う場合の技術上の基準について正しいものはどれか。
順番に学習してきた方には、「?」となる文章が混じっていますが、よく読めば正解出来ますのでチャレンジしてください。
法令上、移動タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準として、次のうち誤っているものはどれか。
まれに、参考書等などにも書いていなかった選択肢が用意されている場合場有りますが、常識的に考えると分かるものばかりです。
法令上、移動タンク貯蔵所の位置、構造及び設備の技術上の基準として、次のうち正しいものはどれか。
若干意地悪な選択肢となっていますが、暗記力を問うにはちょうど良い問題だと思います。しっかりと文章をそして単語を確認する癖を身につけてください。
指定数量未満の危険物の移送には、該当危険物を取り扱うことの出来る危険物取扱者の乗車は必要ではない。
危険物の量は指定数量以下ですが、移動タンク貯蔵所を使用して危険物の移送を行うことができるのは、その危険物の類の免状を持つ乙種危険物取扱者、若しくは甲種危険物取扱者だけです。
順番に学習してきた方は「まだ、そんな事柄は習ってない!」と思われるかもしれませんが、明らかに正解が他にあるのです。それを選択出来なかったと言うことは、「記憶が曖昧」である証拠です。
再度暗記を行ってください。
移動タンク貯蔵所は、屋外の防火上安全な場所または難燃材料で造った建築物の1階に常置しなければならない。
偶に、このような意地悪な選択肢の試験問題があります。
「難燃材料」と「不燃材料」は違うものです。
「難燃材料」とは「燃えづらい」材料のことで、可燃物質であっても難燃処理を施されて燃えづらくなっているものです。木材などでも燃えづらい液体を圧力注入されたものがあります。
「不燃材料」とは読んで字のごとく、「燃えない」材料のことで、金属板、金属棒などの材料のことです。
移動タンク貯蔵所のタンク容量は3,000㍑以下である。
数値の桁が違うことに気がつきましょう。一般的な浴槽は200㍑です。3,000㍑はその15倍。ちょっと少なすぎますよね。
街中で見かけるタンクローリー車の大きさを思い出してください。
静電気による災害発生の危険が高い危険物の移動タンク貯蔵所には接地導線を設けなければならない。
これが正解です。
これは液体の危険物を取り扱う際には共通とも言える事柄ですので、忘れてはいけないことですね。
常置場所を変更する際には都道府県知事の許可が必要である。
市町村長等です。都道府県知事は、危険物取扱者の免状関係の申請や届出です。覚えておきましょう。
移動貯蔵タンクには、さび止め塗装を施さなければならない。
常識的に考えて、屋外で使用することが大半ですので、さび止め塗装していないといけませんよね。
移動貯蔵タンクは、容量を30,000㍑以下とし、4,000㍑毎に仕切る間仕切り板を設けなければならない。
これは正しい記述です。
規定には更に2,000㍑以上のタンク室には防波板を設けることが定められています。
指定数量の倍数に変更がなければ、品名の変更があっても届出は必要ない。
倍数、品名等に変更があれば、届出をしなければなりません。これは製造所等共通です。
移動タンク貯蔵所の常置場所は、屋外の防火上安全な場所または不燃材料で造った建築物の1階としなければならない。
これは正しい記述です。この部分はポイントの一つですので、忘れない様にしましょう。
静電気が発生する災害が発生する恐れのある液体の危険物の移動貯蔵タンクには、接地導線を設けなければならない。
今更、接地導線の必要性を疑ってはいけません。
常置場所を変更するときは、変更許可が必要である。
当たり前のことですね。移動タンク貯蔵所の常置場所とは自動車の車庫証明以上に厳しいものです。
爆発の危険性のある貯蔵タンク車を、好き勝手に駐車されてはたまりませんからね。
移動貯蔵タンクは、圧力タンクにあっては最大常用圧力の1.5倍の圧力で、それ以外のタンクにあっては70kPaの圧力で、それぞれ10分間行う水張試験において漏れ、変形がないものでなくてはならない。
「水張試験」ではなく「水圧試験」です。
「水張試験」は屋外タンク貯蔵所と屋内タンク貯蔵所の設備のところでできた言葉です。以下の規定ですね。
「圧力タンクの場合は最大常用圧力の1.5倍の圧力で10分間行う水圧試験に、それ以外のタンクの場合は水張試験に合格したものでなければならない」
ここで、一度間違えていれば本番では間違わないはずです。
何度も言いますが、危険物取扱者試験は過去出題問題を覚えるだけでは合格できないように、少しずつ変化している試験です。過去問の暗記に時間を割くのであれば、ちゃんとポイントを押さえた暗記する方が効率が良いです。
移動貯蔵タンクには防波板を必ず設けなければならない。
「2,000㍑以上のタンク室」に必要となります。
排出口に底弁を設けると共に、原則として、その底弁に手動開放装置及びは自動開放装置を設けなければならない。
「開放」ではなく「閉鎖」です。
開放すると言うことは危険物を放出すると言うことです。そんな危険な装置は設けてはいけませんよね。
保安距離、保有空地は製造所の規定を準用している。
製造所と同じであると言うことは、住宅からは10m以上の保安距離を確保し、タンク車の周りには少なくとも3m以上の空地を確保すると言うことですか?
移動タンク車の駐停車場所が無くなります。
本連載で紹介する「jQuery Mobile」もそういった流れを組むスマートフォンフレームワークです。
jQuery ( http://jquery.com/ ) のの段階ではアルファバージョンが公開されており、5月中にもベータ、正式版がリリースされる予定です。
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jQuery ( http://jquery.com/ ) の開発者でMozillaのJavaScriptエバンジェリストである