法令上、指定数量の倍数によって予防規定を定めなければならない製造所等の組み合わせとして、次のうち正しいものはどれか。
A:製造所 B:移動タンク貯蔵所
C:屋内タンク貯蔵所 D:販売取扱所
E:一般取扱所
製造所等に関する予防規程の問題は、他の記憶事項と混同しやすいことが多いので、注意が必要です。
予防規程は、危険度が高い製造所等に必要なのですよ。
法令上、予防規程について、次のうち正しいものはどれか。
予防規程とはどういったものであるかを理解し記憶しているかを問われています。
間違っていることを、あたかも正しい様に記述されているので、少し難しく感じるかもしれません。
そういったときは、単語ごとに「正しい」「間違っている」と確認して行けば良いと思います。
文章をよく読んで解答しましょう。
法令上、製造所等で定められている予防規程について、次のうち誤っているものはどれか。
今度は「誤っているもの」を選択する問題ですが、問題2と見比べる様なことをしていると、いつまでたっても記憶出来ないので、一生懸命思い出して解答してみましょう。
A:製造所 C:屋内タンク貯蔵所
製造所は指定数量の倍数が10以上で予防規程が必要ですが、屋内タンク貯蔵所は予防規程が必要ありません。
B:移動タンク貯蔵所 D:販売取扱所
共に予防規程は必要ありません。
B:移動タンク貯蔵所 E:一般取扱所
共に予防規程は必要ありません。
意地が悪い問題の場合には、「移送取扱所」と「給油取扱所」を選択肢に混ぜる事があります。どちらも指定数量の倍数に関係なく予防規程の作成が必要な施設ですので、これも注意しておきましょう。
予防規程は、所有者等が申請を出し市町村長が作成する。
作成するのは製造所等側です。市町村長は申請先であり認可を出す側です。
製造所等の所有者及び従業員は、危険物取扱者でない場合には遵守義務はない。
製造所等の所有者から一般の従業員に至るまで、予防規程を遵守しなければなりません。
製造所等の構造を変更した為、都道府県知事に認可申請をした。
申請先は市町村長です。都道府県知事は危険物取扱者の免状関係です。覚えておきましょう。
予防規程は、自主保安基準である為、所有者及び管理者並びに占有者が安全の為に必要な事項を定めるものである。
予防規定に定める事項については国が決めている省令に従わなくてはなりません。
地震発生時における施設及び設備に関する点検、応急措置等に関することを定めなければならない。
この問題の趣旨は、防災と災害対処について定められているのが予防規程だということです。
予防規程を作成又は変更したときは、市町村長等の認可が必要である。
間違っているものを選択する問題ですよ。
予防規程は危険物保安統括管理者が作成し、市町村長等の認可を受けなければならない。
申請者については「所有者」「管理者」「占有者」となっていますが、作成者についての規程はありません。
「危険物保安統括管理者」は「所有者」「管理者」「占有者」が望ましいといわれていますが、それはイコールと言うことではありませんし、所有者というのは大抵企業ですから、作成者は誰でも良いのです。それを企業「所有者」が申請するわけです。
すこし意地悪な問題でした。
市町村長等は火災予防の為に、一度認可した予防規程であっても変更を命じることが出来る。
一度認可したものであっても、火災予防の為に必要があるときは変更命令を出すことが出来ます。
危険物施設の運転又は操作に関する事を定めなくてはならない。
間違っているものを選択する問題ですよ。
危険物の取扱作業の基準に関する事を取り決めなければならない。
間違っているものを選択する問題ですよ。
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jQuery ( http://jquery.com/ ) の開発者でMozillaのJavaScriptエバンジェリストである